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エル・グレコ「受胎告知」の魅力 〜大原美術館にて

岡山は倉敷には大原美術館という美術館があります。

この美術館は岡山の実業家・大原孫三郎と画家・児島虎次郎によって設立されました。

 

大原孫三郎は倉敷絹織(現在の株式会社クラレ)を創業するなど岡山の実業家でした。

またクリスチャンでもあり、同じくクリスチャンで孤児院事業の活動をしていた石井十次に影響を受けて社会福祉事業を積極的に行いました。

その大原は児島虎次郎のパトロンであり良き支援者でした。

その二人の熱い情熱によって設立されたのが大原美術館でした。

 

その大原美術館にはエル・グレコの「受胎告知」が所蔵されています。

©http://www.ohara.or.jp/201001/jp/C/C3a03.html

©http://www.ohara.or.jp/201001/jp/C/C3a03.html

この受胎告知が日本の地にあるというのは奇跡と言えることでしょう。

以下はエル・グレコ「受胎告知」の概要です(大原美術館HPからの引用)

■解説
エル・グレコ(1541-1614)は、ギリシアのクレタ島の出身。本名は、ドメニコス・テオトコプーロス。 エル・グレコとは、古いスペイン語で「ギリシア人」を意味します。ヴェネツィアやローマで修行を積んだ後、スペインに移り活躍しました。
「受胎告知」には、聖母マリアが、天使ガブリエルからキリストの受胎を告げられる場面が描かれています。天使が左手に持つのは、マリアの純潔を象徴する白百合の花。 中央に舞い降りているのは、聖霊の象徴の鳩です。

■エピソード
1922(大正11)年、児島虎次郎はパリの画廊でエル・グレコの「受胎告知」が売りに出されているのを見つけました。 途方もない値段でしたが、どうしてもこの作品を日本へ持ち帰りたいと考えました。 そこで児島は、出資者であった大原孫三郎に、「グレコ買いたし、ご検討のほどを」と、写真を添えて手紙を送ったのです。 受け取った孫三郎が、「グレコ買え、金送る」といって送金したのは、児島が手紙を発送してから60日後でした。 当時ヨーロッパは、第一次世界大戦直後で大変な不況にあえいでいました。その不況が、やがて日本にもやってくるであろうと予見した孫三郎は、名画の収集は今がチャンスと考え、決断したのです。
現在、このエル・グレコの「受胎告知」が日本にあることは奇跡であるとさえ言われています。 当時のヨーロッパの情勢、児島の絵を見る確かな目、孫三郎の英断、二人の揺るぎない信頼関係、どれが欠けてもこの奇跡はなかったかもしれません。

 

実際に見てきた感想としてはとても素晴らしい絵でした。

美しい色彩という美術的な素晴らしさもそうですが、キリストの誕生という良き知らせを世界中の多くの画家たちが画題として描いてきたことを思うとキリストの存在の大きさを感じざるを得ませんでした。

 

大原美術館にはフレデリック の「万有は死に帰す、されど神の愛は万有をして蘇らしめん」など他にも素晴らしい絵画がありました。

みなさんも岡山に行かれた際には大原美術館に足を運んでみてください。

 
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About ichiro (77 Articles)
30歳会社員。大学生の時に聖書と出会い、信仰を持つようになりました。 このサイトを通して多くの方に聖書の良さをお伝えできたらと思っています。 日本キリスト教福音宣教会所属。 最近はYouTubeクリエイターとして動画もアップ中!

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