毎週恒例（ご無沙汰ですが…）の主日の御言葉の聖句を熟考するシリーズです。

今週の礼拝での聖句はこちら。

 

士師記16章17〜18節

:17)彼はついにその心をことごとく打ち明けて女に言った、「わたしの頭にはかみそりを当てたことがありません。わたしは生れた時から神にささげられたナジルびとだからです。もし髪をそり落されたなら、わたしの力は去って弱くなり、ほかの人のようになるでしょう」。

:18)デリラはサムソンがその心をことごとく打ち明けたのを見、人をつかわしてペリシテびとの君たちを呼んで言った、「サムソンはその心をことごとくわたしに打ち明けましたから、今度こそ上っておいでなさい」。そこでペリシテびとの君たちは、銀を携えて女のもとに上ってきた。

 

マタイ5章48節

:48)それだから、あなたがたの天の父が完全であられるように、あなたがたも完全な者となりなさい。

 

天の父、神様が完全であられるように、完全な者となりなさいとおっしゃいました。

“完全”というととてもハードルが高く聞こえますが、私たちが意識すべきなのは「自分自身の欠点や間違いを直すこと」ではないでしょうか。

いきなり完全にならなくてはならないと考えると難しく感じられ、諦めてしまいがちですが、

一つひとつの間違いを治していく路程の結果として完全があると考えるならば一歩が踏み出せそうです。

サムソンはデリラに自分自身の秘密を明かしてしまい、その間違いによって失敗してしまいました。

間違いは死にまで至るということを肝に命じて、今日も慎み深く生活していきたいと思います。

写真は今日散歩しながら撮影したメジロです。

だんだんと暖かくなり春が近づいていますね。