クリスチャンの語源とは?
クリスチャンの語源
キリスト教徒、キリスト教の信者のことをクリスチャンと言います。
このクリスチャンという単語が一番最初に使われだしたのはいつだか分かりますか?
:26)彼を見つけたうえ、アンテオケに連れて帰った。ふたりは、まる一年、ともどもに教会で集まりをし、大ぜいの人々を教えた。このアンテオケで初めて、弟子たちがクリスチャンと呼ばれるようになった。
使徒行伝を見るとアンテオケで初めてクリスチャンという単語が使われたということが分かります。
聖書を読むと詳しいことは書かれていないので分からないですが、クリスチャンというのは当初は卑下する言葉、蔑む言葉、軽蔑の言葉でした。
なぜでしょうか。
自らをキリストと自称して、当時最も重い刑であった十字架によって亡くなったナザレのイエスを信じることはユダヤ教の人々にとっては狂気の沙汰でした。(今の時代でいうならカルト教団の信者のような扱いだったでしょう。)
またイエスの復活を信じていたことはギリシャ人にとっては愚かなことでした。
このような時代背景があって、ギリシャの都市アンテオケの非キリスト教徒たちによって、クリスチャンと呼ばれるようになったのでした。
これがクリスチャンの語源です。
しかし、真実は時が来れば明らかになります。
クリスチャンは今では軽蔑の言葉、蔑む言葉ではなくなりました。むしろクリスチャンは多数派(マジョリティ)となり、世界的に見れば日本人の無宗教の方が珍しい存在です。
何事も始まりは微弱です。
ですから組織が小さい(マイノリティ)からといって、また自分たちと違うからといって変なレッテルを貼るのは愚かだと言えるのではないでしょうか。
:31)また、ほかの譬を彼らに示して言われた、「天国は、一粒のからし種のようなものである。ある人がそれをとって畑にまくと、:32)それはどんな種よりも小さいが、成長すると、野菜の中でいちばん大きくなり、空の鳥がきて、その枝に宿るほどの木になる」。
からし種も最初は小さいですが、遂には成長して大きくなります。
これと同じくこうなのではないでしょうか。
何が正しいのか、何が真実なのか、それをしっかりと見極める判断力が必要だと感じざるを得ません。
アンテオケの場所
クリスチャンって、そんな意味があったんですね。
知らないことって、本当に多いですね。
ハッキリとわかって、判断するようにしたいです!
コメントありがとうございます。
私自身このブログを書きながら学びが多くあります。
最初は卑下する言葉だったのですね!
でも確かに日本ではまだクリスチャンというと、ちょっと違う人と思われがちですよね。
どんな小さいものでも、見くびってはいけないですね…学びます(^_^)ノ
コメントありがとうございます。
確かに日本では信仰を持っていることが変に思われているところがありますね。
島国の単一民族であるがゆえに少数派を排除しようとする思想的土台があるように思います。出る杭は打たれるのような。
漸進的ですね!
今では到底考えられませんが、最初軽蔑の言葉として使われていた言葉も、
本物だったから最後には光を放つようになったのですね。
世の中には知らないことは本当に多いですよね。
もっともっと知っていきたいです。
これからもよろしくお願いします。
勉強になりますね(^^)
信仰を持っていても、知らないことが多いなと感じる日々です…
「クリスチャン」という言葉の語源を初めて知りました。
聖書に関する知識をもっと増やしたいと思います!
真実はいつの時代も時になれば…
アーメンです♪
クリスチャンがもともと軽蔑の対象であったことは知っていましたが、ここまで細かい情報ははじめて見ました!より深く知る機会をくださり感謝します。