[ザアカイ③]イエス様との出会い
さぁ、ザアカイは遂にイエス様と出会うようになります。
:05)イエスは、その場所にこられたとき、上を見あげて言われた、「ザアカイよ、急いで下りてきなさい。きょう、あなたの家に泊まることにしているから」。
:06)そこでザアカイは急いでおりてきて、よろこんでイエスを迎え入れた。
:07)人々はみな、これを見てつぶやき、「彼は罪人の家にはいって客となった」と言った。
イエス様がいちじく桑のところに来られると、ザアカイを見つけてこう言います。
「ザアカイよ、急いで下りてきなさい。きょう、あなたの家に泊まることにしているから。」と。
ここで不思議なのはザアカイの名前をイエス様が呼ばれたこと。
イエス様はザアカイのことを知らなかったわけですから、ザアカイもさぞかし驚いたことでしょう。
そして喜んでザアカイはイエス様を迎えました。
当時の時代背景を考えると、どんな身分の高い人だとしても宿泊を自分から申し出ることはまずありません。
福音書を読んでみると、イエス様が人々から招かれたことはたくさんありますが、イエス様自身から申し出たのはザアカイの時だけです。
さて、ここで”喜んで”とありますが、聖書の原文を紐解くならばここでは信仰的な喜び、救いによる喜びを表す単語が使われています。
つまり、ザアカイはイエス様と出会うことで信仰的な喜び、救われた喜びを得たのでした。
キリストとの出会いには人の人生を変える大きな力があります。
取税人ザアカイは人々に嫌われ蔑まれて生きてきました。
そんなザアカイにとって、誰かが自分を必要としてくれている。誰かに愛されているというのは非常な喜びだったに違いありません。
イエス様の笑顔、言葉にはザアカイに向かう神の愛が満ち溢れていたのだと思います。
その愛がザアカイの人生の重荷(苦しみ、痛み)を解放するようになったのでしょう。
:28)すべて重荷を負うて苦労している者は、わたしのもとにきなさい。あなたがたを休ませてあげよう。:29)わたしは柔和で心のへりくだった者であるから、わたしのくびきを負うて、わたしに学びなさい。そうすれば、あなたがたの魂に休みが与えられるであろう。:30)わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからである」。
人はだれでも人生の重荷を負って生きています。
不安、心配、悩み、苦しみ、痛み。
しかし、キリストに出会ってその御言葉に従って生きるならば必ず平安が訪れます。
ザアカイはイエス様の近くに行きたかったけど、行けない理由があったのでしょう。
それでも、天が先に呼びかけて下さり、救われるようになりました。
たった一度の機会をつかんで救いを得たザアカイのように、主と出会う機会を絶対に逃さない生を生きます!
私も聖書(キリスト)に出会い人生が大きく変わった一人です。ザアカイのように、救われた喜びを味わっています!! 沢山の方に、聖書を読んで(キリストにも出会って)知って頂きたいですね。
イエス様の愛
聖三位の愛は本当に深いですよね。
受け入れてくださる聖三位の愛に感謝します。
誰かが自分を必要としてくれている。誰かに愛されているということ、誰でも感じたいと思いますよね。それを全て満たしてくださるのが、イエス様ですよね^^
神様の愛って本当に深い。
神様から必要とされている。
そのことをわかった時、
自分も喜びを感じたのを思い出します^ ^