映画「レフト・ビハインド」を観る前に知っておきたい聖書の知識
映画「レフト・ビハインド」が公開されました。私もつい先日観てきました。
映画を観て感じたことはこの映画は聖書の知識やキリスト教の知識がないと楽しめないということ。というか良く分からないだろうなということ。
そこで、まだ映画を観ていなくてこれから観に行こうとしている方や映画を観たけれどチンプンカンプンだったという方のためにこの映画を理解する上で知っておきたい聖書の知識をご紹介します。
ちなみにこの映画は同名小説を映像化した作品です。
携挙・引き上げ
この映画のテーマはずばり携挙・引き上げです。では引き上げとは何なのでしょうか。テサロニケ人への第一の手紙を見てみましょう。
:16)すなわち、主ご自身が天使のかしらの声と神のラッパの鳴り響くうちに、合図の声で、天から下ってこられる。その時、キリストにあって死んだ人々が、まず最初によみがえり、:17)それから生き残っているわたしたちが、彼らと共に雲に包まれて引き上げられ、空中で主に会い、こうして、いつも主と共にいるであろう。
終末になるとキリストが再臨し、キリストを信じる人達が空中に引き上げられると書かれています。この引き上げがこの映画のテーマです。
しかし、日本語版HPにはこのことは全く書かれていません(驚)
おそらく日本人には理解できないだろうと考えて敢えてその部分に触れていないのだと思います。そしてただのパニックアクション映画としてしまっています。
この映画のメッセージに目をつむり有名俳優:ニコラス・ケイジ主演だから売れるだろうという配給会社の思惑が感じ取れます。果たしてそれで良いのでしょうか…
ちなみに映画の予告動画はこちらになります。
ニコラス・ケイジ演じる機長スティールが乗る飛行機のフライト中に大勢の乗客が忽然と姿を消します。パニックに陥る機内。同時に地上でも同様の現象が!果たして人類の運命は!?
という感じのストーリーです。
まさに現代で携挙・引き上げが実際に起こったらどうなるのかというのを映画化した作品です。
イクトゥス
作中に一瞬だけ出てきます。車の中に吊るされているのですが。
イクトゥス(クリスチャン・フィッシュとも)と言って初代キリスト教会において隠れシンボルとして使われたものです。
さてさて、いかがだったでしょうか。すこしでもお役に立てれば幸いです。
ちなみに引き上げに関して、この映画では聖書の文字通りに人々の肉体が空中に引き上げられてある日突然消えてしまうとしています。
本当にこのようなことが起こるのでしょうか。
聖書について、引き上げについてもっと知りたいという方はぜひ一度ご連絡ください^^
見てみたいです。
この映画に限らず、キリスト教をベースとする国の人たちとやりとりしたり、その国、人、文化、考え方を理解するのには、キリスト教の知識は必須だと思います。
世の中の色んなものも、人間の観点で見ると色んな解釈になるけど、聖書という世界共通の観点で見たら、もっとはっきり見えるんだと思いました。
アメリカの映画は結構聖書をモチーフにした内容が多いですよね。たとえば、マトリックスは有名です。そういうのを知ったら、もっと楽しくなりますよね!(*^^*)
見たいです!
引き上げに関して詳細に教えてくださったことに感謝しています。
全世界6500万部を超える大ベストセラー。それだけ世界中で関心を持たれているのですね。
それなのに日本人にとってはパニックアクション映画。なんか残念(・_・;
こんな映画もあるんですね!
題材としてるものを分からないと、製作に関わった人たちの伝えたいことも汲み取れませんよね…。教えてくださってありがとうございました!
昨年に引き続き、聖書関連の映画が話題になると、これも神様の働きなのかなぁと感じます。
これを機会に聖書に関心を払う人が増え、真の引き上げについて学ぶ人が増えますように!!
レフト.ビハインド見たいと思いました
レフト・ビハインドとニコラスケイジの2つに興味を持ちました。
聖書を基にした映画がこの先もっとつくられて、多くの人達が聖書そのものにも関心を持つきっかけになればいいなと思います。
意味を分かって見たいですね(*^.^*)
同じくニコラス・ケイジ主演の「ノウイング」も引き上げ(とそれから取り残される人々)の話でしたね。