[今週の聖句]信仰とは何か
毎週恒例の主日の御言葉の聖句を熟考するシリーズです。
明日の御言葉の聖句はこちらです。
:23)イエスは彼に言われた、「もしできれば、と言うのか。信ずる者には、どんな事でもできる」。
今日は“信仰”というものについて考えてみたいと思います。
聖書では信仰についてはヘブル人への手紙11章に詳しく記されています。
いづれここでも取り上げたいと思いますが、ヘブル人への手紙にはこのように書かれています。
さて、信仰とは、望んでいる事がらを確信し、まだ見ていない事実を確認することである。
信仰については私の尊敬する牧師先生がこのように教えてくれたことがあります。
ある時その牧師先生が教会の人たちと一緒にサッカーをしていました。
そこである人に遠くを指差して「あそこにあるボールを取って来てくるように」と言ったそうです。
その人はその方向に走って行きました。
しかし周りの人がどれだけ目を凝らして見てもボールなんてありません。みんな不思議に思って首をかしげました。
ある程度の距離を走って行ったのを見て、その牧師先生は手に持っていたボールをその方向に蹴りました!
そして走って行った人はそのボールを持って戻ってきました。
これこそが信仰だとその牧師先生は教えてくれたのです。
なんとも分かりやすい!と私は感嘆しました。
すなわち信仰とは、神様が自分のことを愛してくださって必ず良い道へと導いてくださることを確信して生きることなのです。
ボールを取りに走って行った人もボールを蹴るとは分かっていませんでした。しかし信頼していた牧師先生が言うことだからと信頼して走って行ったのでした。
全能なる神様が自分のことを愛してくださっている。
私たちはその絶対的な愛への信頼によって、まだ見ていない事実を確認することができるのです。
その神への信仰があるからこそ、私たちは自信を持って感謝で今日も前進することができるのです。
その先にある勝利を信じて。
Leave a comment