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[今週の聖句]天が下のすべての事には季節があり、すべてのわざには時がある

毎週恒例の主日の御言葉の聖句を熟考するシリーズです。

今週の礼拝での聖句はこちら。

 

伝道の書3章1〜3節

:01)天が下のすべての事には季節があり、すべてのわざには時がある。

:02)生るるに時があり、死ぬるに時があり、植えるに時があり、植えたものを抜くに時があり、

:03)殺すに時があり、いやすに時があり、こわすに時があり、建てるに時があり、

:04)泣くに時があり、笑うに時があり、悲しむに時があり、踊るに時があり、

:05)石を投げるに時があり、石を集めるに時があり、抱くに時があり、抱くことをやめるに時があり、

:06)捜すに時があり、失うに時があり、保つに時があり、捨てるに時があり、

:07)裂くに時があり、縫うに時があり、黙るに時があり、語るに時があり、

:08)愛するに時があり、憎むに時があり、戦うに時があり、和らぐに時がある。

 

伝道の書(口語訳)は新共同訳聖書では「コヘレトの言葉」になります。

(→口語訳、新共同訳など聖書の訳についてはこちら

コレヘトとは伝道者を意味します。

伝道の書3章では、すべてのことには時があるということが切々と綴られます。

時があるというのは一つに、適時に行いなさいということであると思います。

冬に種を蒔いても芽は出ません。

春に種を蒔いてこそ、秋に刈り取ることができます。

拡大縮小の法則で、これは歴史という長い期間においても時がありますし、1日という短い期間においても時があります。

人生を生きる上で、時という名のチャンスを掴むことが大事だと言えます。

 

そして、時があるという言葉のもう一つの意味は時には逆らえないということではないでしょうか。

これは時というものの強さというか絶対さとも言えるかもしれません。

生命はこの地に生を与えられたら、いつかは必ず死にます。

これは誰であろうと逆らうことのできない、あらがうことのできない事実です。

また、太陽は昇ったら必ずいつかは沈み、夜がやってきます。

寒い冬もいつかは終わり、春になります。

このブログを読んでいらっしゃる方の中にも辛い思いをしている人、苦労をしている人もいらっしゃるかもしれません。

人生には時があります。

辛く苦しくても、決して諦めず神様に依り頼んで生きるならば必ず時になれば神様が素晴らしい日を与えて下さいます。

ダビデもサウルに命を狙われる辛い期間を過ごしましたが、遂にはサウルから解放されイスラエルの王として栄光を極めました。

 

そう、私たちがすべきことはただ諦めず、神様に依り頼むことだけなのです。
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About ichiro (69 Articles)
30歳会社員。大学生の時に聖書と出会い、信仰を持つようになりました。 このサイトを通して多くの方に聖書の良さをお伝えできたらと思っています。 日本キリスト教福音宣教会所属。 最近はYouTubeクリエイターとして動画もアップ中!

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