[愛の章②/コリント第一13章]神様の愛、キリストの愛、アガペーの愛
前回に引き続き、コリント人への第一の手紙13章を深く読んでいきたいと思います。(シリーズ:愛の章)
前回は愛がなければ何をしても無意味だという内容でしたが、続きを読んでみたいと思います。
:04)愛は寛容であり、愛は情深い。また、ねたむことをしない。愛は高ぶらない、誇らない。
:05)不作法をしない、自分の利益を求めない、いらだたない、恨みをいだかない。
:06)不義を喜ばないで真理を喜ぶ。
:07)そして、すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてを耐える。
ここでは愛とはどのようなものか書かれています。
ここで大切なことはここで書かれている愛とは神様の愛だということです。
男女の愛、エロス的な愛ではなくアガペーの愛だということです。
実際に聖書のこの箇所(コリント第一13章)はギリシャ語でアガペーと訳されています。
聖書的な愛、神様の愛、アガペーの愛とは
①寛容
②情け深い
③ねたまない
④高ぶらず、誇らない
⑤不作法をしない
⑥自分の利益を求めない
⑦いらだたない
⑧恨まない
⑨すべてを忍ぶ
⑩すべてを信じる
⑪すべてを望み
⑫すべてを耐える
このようにして並べてみると愛するというのはとても大変なことのように思えます。
『寛容で、情け深く、自分の利益を求めることなく、すべてを忍んで信じて耐える….』
まさにキリストではないか!
私たちがそのような愛をしようと思うと、とても負担に感じるし、とても大変なことのように思えます。
しかし、愛したい気もちが湧き溢れてくるための秘密を私は知っています。
それは神様の愛、キリストの愛を知ることです。
神様がどれだけ私たちのことを愛してくださったのかを知った時に人はその愛の大きさに驚くことでしょう。
そしてそのように私も神様を愛し、キリストを愛し、人を愛したいと思うようになります。
私自身もそうでした。
私の尊敬する牧師先生がまさにこのコリント人への第一の手紙13章の愛を実践して生きていらっしゃる方ですが、その愛に溢れた生き方を見て、またその愛を受けると自分もまたこのように神の愛、キリストの愛を実践して愛に溢れた生き方をしたいと心に熱い感動を覚えます。
このような愛が世界中に広まれば戦争や争い、さまざまな問題が解決すると思います。
まずは隣りにいる一人の人から愛する生き方をしたいと思います。
Leave a comment