[今週の聖句]神の賜物、永遠な命
明日、キリスト教福音宣教会では以下の聖句をもとにして御言葉が伝えられます。
明日の礼拝を前にして、この聖書の箇所を深く考えてみたいと思います。
:23)罪の支払う報酬は死である。しかし神の賜物は、わたしたちの主キリスト・イエスにおける永遠のいのちである。
この聖句は英語ではこのようになります。
For the wages of sin is death, but the free gift of God is eternal life in Christ Jesus our Lord.
ここで罪という単語にはsinという単語が使われています。
sinとguiltという単語はいづれも罪という意味を持ちますが、持つ意味合いは異なります。
[sin]神聖な掟や神の命令などに従わないこと
[ guilt ]規則や規律、法律を破ること、悪いことをすること、倫理にかけることをすること
そうsinとは神の前での罪を意味するのです。
そしてこの聖句ではその罪の報酬は死だとおっしゃいました。
神様の前で罪を犯すと死ぬ…
これだけを聞くと神様に対して怖いイメージを持ってしまうかと思いますが、私の尊敬している牧師先生はこのように教えて下さいました。
『神様が人間を暗闇・地獄・死亡の世界に追いやるのではない。人間が自ら神様に背く生き方をすることによって自ら暗闇・地獄・死亡の世界に向かっていくのだ』と。
このように教えてもらって神様に対する疑問が、春の日差しによって雪が解けるように解けたことを覚えています。
罪に対する報酬は死だというその一方で、聖書にはこのようにも書かれています。
神の賜物はキリストにおける永遠な命だと。
英語の聖書を見るとこのように表現されています。
the free gift of God is eternal life in Christ Jesus our Lord.
神様による無償の贈り物(訳が陳腐でごめんなさい)だと書かれています。
賜物という言葉は格式があって相応しい訳だと思いますが、あまり使わない単語なので意を掴むのが難しいかもしれませんが、英語の聖書を読むとその意を汲むことが容易です。
そうです。キリストにおける神様の贈り物、プレゼントである永遠な命は無償で与えられるのです。
これは驚くべきことではないでしょうか。
永遠な命を神様は無償で与えると書かれているのです。ここにやはり神の愛があると言わざるを得ないと感じます。
人間は罪(神様に背いて生きること)によって自ら暗闇・地獄・死亡の世界に向かっていきます。
しかし、私たちがキリストによって神様に立ち返って生きるならば暗闇の世界・地獄の世界・死亡の世界ではなく永遠な命の道を歩むことができるのです。
神様は私たちに多くのことを要求されません。
ただキリストに出会って、キリストによって、神様の御前に立ち返ること。
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